中村屋サロン美術館は年2回程度の特別展と、年数回のコレクションを中心とした展示を実施いたします。

コレクション展示(12月16日~2月25日)

中村彝《小女》 1914年
中村彝《小女》 1914年

中村屋サロン

明治末から大正、昭和初期にかけて、新宿中村屋に多くの芸術家・文化人たちが集いました。
「コレクション展示 中村屋サロン」では、新宿中村屋にゆかりのある芸術家たちの作品を中心に、所蔵作品をご紹介しています。

基本情報

会期
2017年12月16日(土)~2月25日(日)
※一部展示替えあり
会場
中村屋サロン美術館
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日、12/31~1/3
入館料
300円
 ※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
 ※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料

みどころ

【展示室1】
 中村屋に出入りしていた彫刻家 荻原守衛(碌山)や、中村屋裏のアトリエで創作活動を行っていた中村彝、柳敬助などの作品を展示します。中村彝の《二人の裸婦》は当館初出品です。

荻原守衛(碌山)《女》

中村彝《二人の裸婦》
1918~1919年

柳敬助《諏訪湖畔雪景》 1923年

みどころ

【展示室2】
 展示室2では、中村屋の商品のパッケージ原画や看板等をご紹介します。羊羹のパッケージとなった棟方志功の版画や昔の包装紙の原画、中村不折揮毫の看板などをお楽しみください。

中村不折《中村屋(看板)》

會津八一《中村屋(看板)》

會津八一《中村屋(看板)》

荻原守衛(碌山)《灰皿》



企画展示(9月9日~12月10日)

鴨居 玲《裸婦》1979年
鴨居 玲《裸婦》1979年 笠間日動美術館所蔵

描かれた女たち 女性像に表された現実と夢

日本の絵画に表現される人体像は、西洋美術と出合うことにより明治以降大きく変わりました。その変化が如実に現れたのが女性を描いた絵画です。本展では、明治から現代までの女性を描いた絵画約30点を、女性の身体美に注目した「フォルム」、画家が実際の女性の存在を描いた「現実」、画家の想像力による理想の女性を描いた「夢」の3つのセクションに分けて紹介いたします。

基本情報

会期
2017年9月9日(土)~12月10日(日)
会場
中村屋サロン美術館 展示室1・2
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日
入館料
300円
 ※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
 ※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料
協力
公益財団法人 日動美術財団

主な展示作品

岡田三郎助
《裸婦》1935年

安井曾太郎
《裸婦》1927年頃

岸田劉生
《麗子十六歳之像》1929年

藤島武二
《婦人像》1927年頃

絹谷幸二
《愛うつろい》1987年

森本草介
《微睡の時》1984年

※所蔵は全て笠間日動美術館

【その他の展示作品】
 熊谷守一、梅原龍三郎、寺内萬治郎、木下孝則、矢島堅土、宮本三郎、北川民次、里見勝蔵、佐分真、
 原 精一、佐々木豊、深澤孝哉、櫻井孝美、田村能里子、和田英作、田辺 至、熊岡美彦、三岸節子、
 荻 太郎、山本文彦

特別展示

中村屋所蔵の二人の「女」の絵画もあわせて展示いたします。藤島武二《伊太利の女》は当館初展示です。

中村 彝
《小女》1914年

藤島武二
《伊太利の女》1908-09年




通常展示(8月9日~9月3日)

中村彝《小女》 1914年
中村彝《小女》 1914年

中村屋サロン

明治末から大正、昭和初期にかけて、新宿中村屋には多くの芸術家・文化人たちが集いました。通常展示「中村屋サロン」では、中村屋の所蔵作品を中心に、新宿中村屋にゆかりのある芸術家たちの作品を紹介しています。

基本情報

会期
2017年8月9日(水)~9月3日(日)
会場
中村屋サロン美術館 展示室1
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日
入館料
100円
 ※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
 ※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料
【同時開催】 新宿クリエイターズ・フェスタ

主な展示作品

中村 彝《花》

高村光太郎《自画像》1913年

戸張孤雁《をなご》1910年



通常展示(7月15日~8月6日)

中村彝《小女》 1914年
中村彝《小女》 1914年

中村屋サロン

明治末から大正、昭和初期にかけて、新宿中村屋には多くの芸術家・文化人たちが集いました。通常展示「中村屋サロン」では、中村屋の所蔵作品を中心に、新宿中村屋にゆかりのある芸術家たちの作品を紹介しています。

基本情報

会期
2017年7月15日(土)~8月6日(日)
会場
中村屋サロン美術館
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日(火曜が祝日の場合は開館、翌日休館)
入館料
100円
 ※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
 ※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料

みどころ

【展示室1】
 今回の展示では、中村屋の看板や商品パッケージの文字を書いた書家 會津八一にスポットをあて、
その代表作の一つである対幅や自詠和歌の書を展示いたします。
また、會津八一の作品の他にも、中村彝の絵画や荻原守衛(碌山)の彫刻などがお楽しみいただけます。

會津八一の書

林下十年夢/湖邊一笑新 1949年

かすがのに

ふなびとは

その他の作品

荻原守衛(碌山)《女》

戸張孤雁《をなご》1910年

中村 不折《中村屋(看板)》

 同時開催(展示室2)

第10回 會津八一の歌を映す 秋艸道人賞・写真コンテスト 受賞作品展示
 新潟市會津八一記念館主催の、會津八一の歌をモチーフにした写真コンテスト(審査員長:浅井愼平氏)の入賞・入選作品を展示します。八一の短歌のイメージを自由に切り取った作品30点をお楽しみください。

また、第10回開催を記念して過去の大賞作品を展示致します。八一の短歌をモチーフに心に響く心象風景をお楽しみください。

秋艸道人賞トロフィー《天つ乙女》原像文化庁長官 宮田亮平氏作



通常展示(6月10日~7月9日)

中村彝《小女》 1914年
 荻原守衛(碌山)《女》1978年鋳造
株式会社中村屋蔵

中村屋サロン

明治末から大正、昭和初期にかけて、新宿中村屋には多くの芸術家・文化人たちが集いました。
通常展示「中村屋サロン」では、中村屋の所蔵作品を中心に、新宿中村屋にゆかりのある芸術家たちの作品を紹介しています。

基本情報

会期
2017年6月10日(土)~7月9日(日)
会場
中村屋サロン美術館 展示室1
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日
入館料
200円 ※展示室2と併せた料金です
 ※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
 ※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料
【同時開催】 食とデザイン

みどころ

戸張孤雁《をなご》1910年

戸張孤雁《をなご》1910年
株式会社中村屋蔵

 中村屋コレクションに新しく仲間入りした戸張孤雁《をなご》 をご紹介します。戸張は荻原守衛(碌山)がアメリカで知った最初の 日本人で、帰国後は荻原を訪ね、中村屋に出入りしていました。
《をなご》は荻原の死後、荻原の使用した粘土を貰い受けて制作した作品です。




主な展示作品

中村 彝《小女》1914年

中村 彝《小女》1914年
株式会社中村屋蔵

柳 敬助《南薫造像》1913年

柳 敬助《南薫造像》1913年
寄託作品

高村光太郎《自画像》1913年

高村光太郎《自画像》1913年
株式会社中村屋蔵



テーマ展示(6月10日~7月9日)

発売当初の月餅(写真中央上)
発売当初の月餅(写真中央上)

新宿中村屋 月餅・インドカリー90周年 食とデザイン展

中村屋サロン美術館では、月餅・インドカリーの発売90周年を記念して、工芸やデザインといった視点から2商品をご紹介する「食とデザイン」展を開催いたします。商品の誕生秘話や、90年の歴史の中で生まれたデザインをお楽しみください。

基本情報

会期
2017年6月10日(土)~7月9日(日)
会場
中村屋サロン美術館 展示室2
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日
入館料
200円 ※展示室1と併せた料金です
 ※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
 ※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料
【同時開催】 通常展示 中村屋サロン

みどころ

 月餅をはじめとした和菓子の木型を多数展示します。
実際に中村屋で使用していた木型を展示。デザインや木型職人の技巧をお楽しみください。

菓子木型

菓子木型


 中村屋の創業者相馬黒光とその娘俊子が着用していたインドの民族衣装サリーや、当時レストランの店員の制服だったルパシカを展示します。

企画展示(3月18日~6月4日)

中村彝《小女》 1914年
  中村彝《小女》 1914年

中村彝 生誕130年記念 ~芸術家たちの絆展~

彫刻家 荻原守衛(碌山)亡き後の中村屋サロンの中心人物であった洋画家 中村彝の生誕130年を記念して、彝と彼の37年という短い生涯の中、友情で結ばれた芸術家たちの油彩画、素描、彫刻、書簡類など約50点をご紹介します。
彝の力強い作風と人望から、彼の周りには多くの芸術家が集まり、「絆」が生まれました。その作品と交友関係をお楽しみください。

基本情報

会期
2017年3月18日(土)~6月4日(日)
 ※一部展示替えあり
会場
中村屋サロン美術館 展示室1・2
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日(火曜が祝日の場合は開館、翌日休館)
入館料
300円
 ※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
 ※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料

みどころ

【その1】
 中村屋のコレクションをはじめ、個人蔵を含む中村彝の貴重な油彩、素描など14点をご紹介します。

主な彝の作品

《友の像》1912年頃
個人蔵

《花と果実》1917年頃
株式会社中村屋蔵

中村彝作 ベッドに横たわる自画像

《ベットに横たわる自画像》
制作年不詳
株式会社中村屋蔵
展示期間:4/26~6/4

【その2】
 中村彝と絆で結ばれた8作家の作品と、彼らの交友を示す書簡を展示します。

・中原悌二郎
白馬会研究所で知り合い、彝と生涯の友となる

《若きカフカス人》1919年
公益財団法人 碌山美術館蔵

・曽宮一念
養父の死後、援助を受けていた実業家今村繁三の新年会で彝と知り合う

《桑畑》1912年
常葉美術館蔵

・鈴木良三
叔父の幼馴染である中村彝を尊敬し、生涯師事する

《荒海》制作年不詳
株式会社中村屋蔵

『その他作家』

・堀進二

・野田半三

・鈴木金平

・鶴田吾郎

・宮芳平



『書簡』

《曾宮一念から洲崎義郎へ》
1920年(部分)
新宿区立新宿歴史博物館蔵

・洲崎義郎

政治家・教育者。中村彝と曽宮一念らの作品の良き理解者であり支援者




通常展示(2月22日~3月12日)

荻原守衛(碌山)《女》
荻原守衛(碌山)《女》

中村屋サロン

明治末から大正、昭和初期にかけて、新宿中村屋には多くの芸術家・文化人たちが集いました。 通常展示「中村屋サロン」では、中村屋の所蔵作品を中心に、新宿中村屋にゆかりのある芸術家たちの作品を紹介しています。

基本情報

会期
2017年2月22日(水)~3月12日(日)
会場
中村屋サロン美術館 展示室1
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日(火曜が祝祭日の場合は開館、翌日休館)
入館料
100円
※高校生以下無料(学生証をご呈示ください)
※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料
  • 過去に開催した展覧会のご紹介 イベントのご案内はこちら
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