中村屋サロン美術館は年2回程度の特別展と、年数回のコレクションを中心とした展示を実施いたします。

コレクション展示(2020年12月16日~2021年2月21日)


中村彝《花と果実》1917年頃

中村屋サロン

明治末から大正、昭和初期にかけて、新宿中村屋に多くの芸術家・文化人たちが集いました。
「コレクション展示 中村屋サロン」では、新宿中村屋にゆかりのある芸術家たちの作品を中心に、所蔵作品をご紹介しています。

基本情報

会期
2020年12月16日(水)~2021年2月21日(日)
会場
中村屋サロン美術館
開館時間
10:30~18:00(最終入館17:40まで)
※2020.8/8(土)より当面、開館時間を上記の通り変更しています。
休館日
毎週火曜日
※年末年始は、2020.12/29(火)~2021.1/5(火)を休館
入館料
300円
※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料

みどころ

【展示室1】
中村屋裏のアトリエで創作活動を行っていた画家の中村彝や、また中村彝を生涯の師と仰いだ鈴木良三等の作品をご紹介します。

中村彝《小女》1914年

鈴木良三《平磯の日の出》1984年

藤島武二
《伊太利の女》1908-09年

みどころ

【展示室2】
日本近代美術史に名を刻む「中村屋サロン」の中心人物、「日本近代彫刻の父」とも呼ば れた荻原守衛(碌山)の《女》《坑夫》や、生涯の親友である戸張孤雁が荻原の死後、荻原 の使用した粘土を貰い受けて制作した《をなご》。
また、太平洋画会で中村彝や鶴田吾郎らを指導した中村不折等の作品をご紹介します。     

荻原守衛(碌山)《坑夫》
1907年(1954年鋳造)

戸張孤雁《をなご》1910年

中村不折《「始制文字」の下図》



コレクション展示(9月12日~12月6日)


中村彝《麦藁帽子の自画像》1911年

中村屋サロン

明治末から大正、昭和初期にかけて、新宿中村屋に多くの芸術家・文化人たちが集いました。
「コレクション展示 中村屋サロン」では、新宿中村屋にゆかりのある芸術家たちの作品を中心に、所蔵作品をご紹介しています。

基本情報

会期
2020年9月12日(土)~12月6日(日)
会場
中村屋サロン美術館
開館時間
10:30~18:00(最終入館17:40まで)
※2020.8/8(土)より当面、開館時間を上記の通り変更しています。
休館日
毎週火曜日
※9/22(火)および11/3(火)は祝日のため開館し、各翌日(9/23、11/4)は振替え休館
※10/28(水)は展示替えのため休館
入館料
300円
※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料

みどころ

【展示室1】
中村屋に出入りしていた彫刻家 荻原守衛(碌山)や中村屋裏のアトリエで創作活動を行っていた画家の中村彝などの作品をご紹介します。また、碌山とアメリカ留学時代に知り合った親友 高村光太郎の作品も展示いたします。

荻原守衛(碌山) 《女》
1910年 1978年鋳造

高村 光太郎《自画像》
1913年

中村彝《小女》1914年

みどころ

【展示室2】
今回の展示では、新収蔵作品を展示致します。
太平洋画会で活動し、また中村屋の美術顧問を務めた、布施信太郎の新収蔵作品 《浴後》《馬とび》を展示致します。

布施信太郎《浴後》

布施信太郎《馬とび》



コレクション展示(8月8日~9月6日)


荻原守衛(碌山)《女》1910年 1978年鋳造

中村屋サロン

明治末から大正、昭和初期にかけて、新宿中村屋に多くの芸術家・文化人たちが集いました。
「コレクション展示 中村屋サロン」では、新宿中村屋にゆかりのある芸術家たちの作品を中心に、所蔵作品をご紹介しています。

基本情報

会期
2020年8月8日(土)~9月6日(日)
会場
中村屋サロン美術館
開館時間
10:30~18:00(入館は17:40まで)
休館日
毎週火曜日
入館料
300円
 ※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
 ※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料

みどころ

【展示室1】
中村屋に出入りしていた彫刻家 荻原守衛(碌山)や中村屋裏のアトリエで創作活動を行っていた画家の中村彝や柳敬助などの作品をご紹介します。 また、碌山とアメリカ留学時代に知り合った親友 高村光太郎の作品も展示いたします。

中村彝《麦藁帽子の自画像》
1911年

柳敬助《花》1912年

高村 光太郎《自画像》
1913年

みどころ

【展示室2】
今回の展示では、中村彝を生涯、師と仰いだ鈴木良三の作品を中心に展示致します。良三の描いてきた様々な風景をお楽しみください。

鈴木良三《荒海》1970年頃

鈴木良三《平磯の日の出》1984年



コレクション展示(7月8日~8月2日)

中村彝《小女》 1914年
  中村彝《小女》 1914年

中村屋サロン

明治末から大正、昭和初期にかけて、新宿中村屋に多くの芸術家・文化人たちが集いました。
「コレクション展示 中村屋サロン」では、新宿中村屋にゆかりのある芸術家たちの作品を中心に、所蔵作品をご紹介しています。

基本情報

会期
2020年7月8日(水)~8月2日(日)
会場
中村屋サロン美術館
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日
入館料
100円
※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
※障がい者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料

みどころ

【展示室1】
 今回の展示では、中村屋に出入りしていた彫刻家 荻原守衛(碌山)や中村屋裏のアトリエで創作活動を行っていた画家の中村彝などの作品をご紹介します。また、碌山とアメリカ留学時代に知り合った親友 高村光太郎の作品も展示いたします。

主な展示作品

荻原守衛(碌山)《女》

荻原守衛(碌山)《女》
1910年 1978年鋳造

中村彝《麦藁帽子の自画像》
1911年

會津八一《林下十年夢/湖邊一笑新》1949年

同時開催

【展示室2】  
第13回 會津八一の歌を映す 秋艸道人賞・写真コンテスト 受賞作品展示

 新潟市會津八一記念館主催の、會津八一の歌をモチーフにした写真コンテスト(審査委員長:浅井愼平氏)の入賞・入選作品を展示します。八一の短歌のイメージを自由に切り取った作品30点をお楽しみください。

八一の短歌をモチーフに心に響く心象風景をお楽しみください。

秋艸道人賞トロフィー
《天つ乙女》原像
文化庁長官 宮田亮平氏作



コレクション展示(6月3日~6月28日)

中村彝《小女》 1914年
  中村彝《小女》 1914年

中村屋サロン

明治末から大正、昭和初期にかけて、新宿中村屋には多くの芸術家・文化人たちが集いました。
「コレクション展示 中村屋サロン」では、新宿中村屋にゆかりのある芸術家たちの作品を中心に、所蔵作品をご紹介しています。

基本情報

会期
2020年6月3日(水)~6月28日(日)
会場
中村屋サロン美術館
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日
入館料
300円
 ※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
 ※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料

みどころ

【展示室1】
 今回の展示では、中村屋に出入りしていた彫刻家 荻原守衛(碌山)や中村屋裏のアトリエで創作活動を行っていた画家の中村彝などの作品をご紹介します。また、碌山とアメリカ留学時代に知り合った親友 高村光太郎の作品も展示いたします。

荻原守衛(碌山)《女》
1910年 1978年鋳造

高村 光太郎《自画像》
1913年

吉田博《ラフォールの回教寺院》
1930年

同時開催

【展示室2】  
アンリ・リヴィエール『エッフェル塔三十六景』展示

 19世紀末頃より、中村屋サロンの芸術家である荻原守衛、高村光太郎、斎藤与里らが、本場の教育をうけるために芸術の中心地パリを目指しました。その時代のパリを描いた『エッフェル塔三十六景』は、北斎の『冨獄三十六景』の影響下に制作された作品です。当時のパリの風景を知ることができるという点で、歴史的資料としても価値が高く、中には、荻原が通ったロダンのアトリエがあるムードンの風景も見ることができます。サロンの芸術家たちが見たであろう風景をお楽しみください。

主な展示作品

《扉絵》

《ベートーベン通り》

《塔より》



企画展示(5月16日~6月28日)
※新型コロナウイルスの影響で、本年は中止します。(来年開催予定)


《ダブルファン》 2015年

中村屋サロン アーティストリレー第3回 布施知子 展
「折り紙、その向こうへ」

「中村屋サロン アーティストリレー」は2018年より始めた、作家の紹介でつなぐ展覧会です。
第3回は、前回展示作家の画家・絵本作家・鳥の巣研究家 鈴木 まもるさんからバトンを渡された、折り紙作家 布施 知子さんです。本展では、人気のスネークや箱シリーズ、平折りなどを展開します。


■中村屋サロン アーティストリレーとは ・・・

 「中村屋サロン アーティストリレー」は芸術家の紹介でつなぐ展覧会です。
明治末から昭和初期にかけて新宿中村屋で形成された芸術家・文化人達のつながり「中村屋サロン」を、アーティストの紹介によるリレーという形で今に表すとともに、新進芸術家に発表の場を提供いたします。
毎年2名に参加いただき、それぞれ次年に展示するアーティストを指名していただくことで、中村屋サロンのようにつながりを広げていきます。


基本情報

会期
2020年5月16日(土)~6月28日(日)
会場
中村屋サロン美術館 展示室1・2
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日
入館料
300円
※高校生以下および障がい者とその同伴者1名は証明書呈示で無料
※リピート割引有り
 (会期中に当企画展の半券を呈示すると100円割引)
※各種優待券は、展覧会期変更前のものをお使いいただけます。
 また、入館料をお支払頂く際にお渡しする入場券は、展覧会期変更前の
 ものを使用させていただきますので、ご了承ください。

主な展示作品

《スネーク2》 2015年

《箱いろいろ》 2019年

《曲扇》 2018年

《虹》 (部分)2016年

< 作家コメント >

何かの形を写しとるのではなく、「紙を折る」ことでのみ生み出される形がある。
予想されない美しさが現れることもある。
その美しい面白い形を、折り紙からの贈り物として、みんなと分かち合いたい。

布施 知子

関連イベント

ユニット折り紙で箱をつくろう
(新型コロナウイルス感染予防・拡散防止のため、中止しました)


企画展示(4月1日~5月10日)
※新型コロナウイルスの影響で、本年は中止します。(来年開催予定)


《梅の木 1907》 2019年

中村屋サロン アーティストリレー第3回 浅見貴子 展 「変容のプロセス」

「中村屋サロン アーティストリレー」は2018年より始めた、作家の紹介でつなぐ展覧会です。
第3回は、前回展示作家の画家 及川 聡子さんからバトンを渡された、画家 浅見 貴子さんです。本展では季節や年を経て変容する姿を描いた「梅」シリーズを始め、網戸越しの情景を描いた「gray net」シリーズ等を展開します。



■中村屋サロン アーティストリレーとは ・・・

 「中村屋サロン アーティストリレー」は芸術家の紹介でつなぐ展覧会です。
明治末から昭和初期にかけて新宿中村屋で形成された芸術家・文化人達のつながり「中村屋サロン」を、アーティストの紹介によるリレーという形で今に表すとともに、新進芸術家に発表の場を提供いたします。
毎年2名に参加いただき、それぞれ次年に展示するアーティストを指名していただくことで、中村屋サロンのようにつながりを広げていきます。


基本情報

会期
2020年4月1日(水)~5月10日(日)
会場
中村屋サロン美術館 展示室1・2
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日
入館料
300円
※高校生以下および障がい者とその同伴者1名は証明書呈示で無料
※リピート割引有り
 (会期中に当企画展の半券を呈示すると100円割引)
※各種優待券は、展覧会期変更前のものをお使いいただけます。
 また、入館料をお支払頂く際にお渡しする入場券は、展覧会期変更前の
 ものを使用させていただきますので、ご了承ください。

主な展示作品

《梅 1101》 2011年

《精 2000.1》 2000年

《gray net 170301》 2017年

《花蘇芳 1902》 2019年

< 作家コメント >

 庭の古い梅の木を何度か描いています。昨年、冬の日差しを受けて滑らかに光る太い枝に気づきました。天に向かって勢いよく伸びる新芽も出ていました。
 木は、私が子供の頃から棒で支えられていて、幹は空洞で、根元近くで裂けていました。2010年の3月には幹の上半分が折れましたが、枝はますます方々に伸びて夏には葉に覆われました。枝葉が幹を支えているような感じが面白いと思い、枝が観察できる冬に描きました。その時にはこの光る枝はそれ程太くなく目立ちませんでした。
 あらためて木の全体を見ると、数年の間に幹は板を裂いたようにスカスカになっているものの、左右に腕を伸ばしたような形になったその先に、新旧の枝が密集した塊があって、支えの棒にもたれかかっているような感じでした。崩壊寸前だと思いました。
 ところが、春先には薄紅色の八重咲きの花を咲かせて、やがて葉に覆われ、梅雨時には充満した空気と共に有るようでした。
 葉が落ちて、崩れそうな幹と艶やかな枝が、再び剥き出しになっています。

浅見 貴子

関連イベント

スペシャル アーティスト トークショー
(新型コロナウイルス感染予防・拡散防止のため、中止しました)
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