社会貢献

中村屋は食に携わる企業として、“食”を切り口とした社会貢献活動や、当社の歴史に深く関わる“芸術・文化”をテーマとしたメセナ活動に取り組んでいます。

災害支援

1923(大正12)年の関東大震災において中村屋は被災者に饅頭を廉価で提供し、以後震災の教訓を忘れないために「地震饅頭」として販売。

現在、中村屋では災害発生時に支援物資の提供や、義援金の寄付、ボランティア活動により、被災地の復旧・復興に向けた支援活動を行っています。

食に関する活動

2 飢餓をゼロに
4 質の高い教育をみんなに

食を通した学びを提供

「ものづくり」を通して「食」を学んでもらうため、当社主催の食育教室や地域社会との協同による料理教室の開催、学校法人への出前授業を行っています。

料理教室では 、インドカリーや月餅、中華まんの作り方を、中村屋のシェフや職人に教わりながら、自分で作り食べることにより、食に関する知識を増やし食の楽しさを体感してもらえればと考えています。

また、食に関する知識を楽しく得られるよう、書籍を通じた食育を行なっています。

※共同開催は、当社の基準に則り行っております。

まんがでよくわかるシリーズ「中華まんのひみつ」を寄贈

中村屋では、学研まんがでよくわかるシリーズ「中華まんのひみつ」を制作し、全国の公立小学校と公立図書館に25,500部を寄贈いたしました。「中華まんのひみつ」には、図や解説記事などがたくさん入っていて、中華まんについてわかりやすく説明されています。

『中華まんのひみつ』「学研キッズネット

寄付金による食料支援

中村屋は企業・従業員・株主さまから募った寄付を国連WFPを通じて、貧困に苦しむ世界の子どもたちの学校給食に役立てています。

TABLE FOR TWO活動

TABLE FOR TWO活動とは、“社員食堂でヘルシーメニューを食べて開発途上国の学校給食を支援する”プロジェクト。ヘルシーメニューを食べる毎に、食事代から開発途上国の給食1食分に相当する20円が寄付され、飢餓に苦しむ子どもたちに学校給食が提供されます。

“「食に携わる企業」として「飽食」と「飢餓・貧困」のアンバランスに何らかの形で取り組みたい”、そんな思いからこの活動に参加いたしました。2008年4月から東京事業所で実施。その後、各事業所へTABLE FOR TWO活動を順次展開してきました。

給料天引きによる募金

中村屋の従業員の希望者による給料天引きでの募金を実施しています。

株主優待での寄付

中村屋の株主様が株主優待を選ぶ際、選択肢の一つとして「社会貢献団体への寄付」を設定しています。

「TABLE FOR TWO」のホームページ

国連WFPのホームページ

2020年度

世界食料デーに合わせて食堂で特別メニューや展示を実施

10月16日は、世界の食料問題を考える日として国連が制定した世界食料デーです。中村屋ではこの日に合わせ、東京事業所、神奈川事業所、埼玉工場、つくば工場、武蔵工場の食堂で寄付付きの特別メニューを提供し、東京事業所では食料問題に関する展示も行いました。

食の寄付の実施

フードバンクとは、品質に問題が無いにもかかわらず市場で流通できなくなった食品を、生活困窮者へ寄付する取り組みです。中村屋は2009年から、フードバンク団体「セカンドハーベスト・ジャパン」を通じて食品の寄付を実施しています。

セカンドハーベスト・ジャパンのホームページ

当社と関わりの深い地域への貢献

当社と関わりの深い地域にちなんだ貢献活動を行っています。

2020年度

安曇野の小中学校の給食で「中村屋カリー」を提供

中村屋の創業者の出身地、長野県安曇野市の小中学校の給食に「中村屋カリー」が提供されました。当社は安曇野産の玉ねぎを使ったカリーソースを開発・提供し、地産地消による食育に協力しています。

医療用マスクやお菓子などを寄付

新型コロナウィルス感染症が感染拡大するなか、備蓄していた医療用マスク(N95)を4月から順次、新宿区医師会、健康保険組合の関係医療機関、安曇野市内の医療機関などに約5万個寄付しました。また、安曇野市には児童会館などで配布するお菓子を、新宿区内にある東京女子医科大学病院の職員にカリーパンとピロシキを寄付しました。

文化芸術支援活動

中村屋の創業者相馬愛蔵・黒光夫妻は文化・芸術に高い関心を示し、物心両面で芸術家を支援しました。明治から大正にかけて、夫妻を慕って多くの芸術家が出入りしたその様子は後に「中村屋サロン」と称され、近代美術史にその名を刻んでいます。

2014年10月、新宿中村屋本店を建て替え、商業ビル「新宿中村屋ビル」がオープンしました。同ビル3階には「中村屋サロン美術館」を開設し、中村屋に集った芸術家たちの作品展示をはじめ、広く芸術・文化に寄与する企画を行い、気軽に芸術・文化に触れられる場を目指します。

2020年度

碌山美術館への支援

中村屋サロンの中心人物である荻原守衛(碌山)。日本近代彫刻の扉を開いた彼の作品と資料の保存、一般公開を行っている碌山美術館に中村屋は協力しております。

碌山美術館のホームページ

その他の活動

中村屋は東日本大震災を機にボランティア休暇制度を導入し、従業員のボランティア活動を推進しています。また、従業員、株主さまによる社会貢献活動の支援も行っています。

従業員のボランティア活動支援

2014年度より、従業員のボランティア活動の側面支援としてボランティア休暇制度を導入しました。その浸透とボランティア活動参加へのきっかけ作りとして、ボランティア研修を行っています。

ライフプランセミナーでのボランティア講義の実施

中村屋では定年を控えた従業員を対象に定年後の生活について考えるためのライフプランセミナーを行っています。その一環として、一般のボランティア経験者を講師としたボランティア講義を行い、リタイア後の生き方の一つとして理解を深めました。

ページ
トップ