中村屋サロン美術館は年2回程度の特別展と、年数回のコレクションを中心とした展示を実施いたします。

通常展示(10月3日~2016年1月11日)

中村彝作《小女》 1914年
中村彝作《小女》 1914年

中村屋サロン

明治末から大正、昭和初期にかけて、新宿中村屋には多くの芸術家・文化人たちが集いました。
通常展示「中村屋サロン」では、中村屋の所蔵作品を中心に、新宿中村屋に集った芸術家たちの作品を紹介いたします。

基本情報

会期
2015年10月3日(土)~2016年1月11日(月・祝)
会場
中村屋サロン美術館 展示室1
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日(火曜が祝祭日の場合は開館、翌日休館)
入館料
①2015年10月3日~12日・・・100円
②10月17日~2016年1月11日・・・300円
 ※②はテーマ展示 戸張孤雁とあわせた料金です
 ※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
 ※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料

主な展示作品

中村彝作《花と果実》 1917年頃

中村彝作《花》 制作年不詳

荻原守衛(碌山)作《女》

高村光太郎作《自画像》 1913年

會津八一作《喫茶去》 制作年不詳
※本作品は12月2日からの展示です

荻原守衛(碌山)作《坑夫》

みどころ

中村屋で昭和8年から平成元年まで使用していた包装紙は、美術顧問だった画家
布施信太郎によるデザインでした。今回の展示ではその原画や布施の油彩画《春》
《夏》《秋》《冬》などを展示します。

布施信太郎作《包装紙原画》 制作年不詳

布施信太郎作《秋》 制作年不詳

布施信太郎作《冬》 制作年不詳

通常展示(10月17日~2016年1月11日)

《足芸》 1914年
  《足芸》 1914年

中村屋サロン テーマ展示 戸張孤雁

明治末から昭和初期にかけて新宿中村屋に集った芸術家のうち、戸張孤雁を紹介します。 戸張は初期「中村屋サロン」の中心的存在でした。 留学し油彩画と挿絵を学びますが、明治43年に彫刻家 荻原守衛(碌山)が亡くなった後は、その粘土を貰い、彫刻家に転身しました。 本展示では碌山美術館にご協力いただき、多才な戸張の、情感溢れる油彩画、版画、素描、彫刻を紹介いたします。

基本情報

会期
2015年10月17日(土)~2016年1月11日(月・祝)
会場
中村屋サロン美術館 展示室2
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日(火曜が祝祭日の場合は開館、翌日休館)
入館料
300円
 ※入館料は展示室1と併せた料金です
 ※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
 ※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料

主な展示作品

《くもり》 1917年

《自画像》 1901‐06年

《足芸》 制作年不詳

企画展示(7月4日~9月27日)

《K子像》1937年 加須市教育委員会蔵
  《K子像》1937年 加須市教育委員会蔵

生誕130年記念 中村屋サロンの画家 斎藤与里のまなざし

パリ留学でシャヴァンヌ、ゴッホ、ゴーガンなど、当時最先端の美術を目の当たりにした画家 斎藤与里。帰国後は、彼の地で親友となった彫刻家 荻原守衛(碌山)らと「中村屋サロン」を形成するとともに、大正期には、岸田劉生、高村光太郎らと反アカデミズムのフュウザン会を結成し、日本洋画界に衝撃を与えました。
 本展では与里の生誕130年を記念し、故郷の加須市教育委員会の所蔵作品を中心に、初期から晩年までの作品をご紹介いたします。
 パリで培われた美しい色彩と、時代によって変化する詩情豊かな画風をお楽しみください。

基本情報

会期
2015年7月4日(土)~9月27日(日)
会場
中村屋サロン美術館 展示室1・2
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日(火曜が祝祭日の場合は開館、翌日休館)
観覧料
300円
※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料

みどころ

覚醒と模索

 1906年、斎藤与里は師 鹿子木猛郎につきパリに留学し、セザンヌやゴッホから派生したポスト印象派やフォーヴィスムなどの新しい芸術に触れました。帰国後は彼の地で出会い親友となった彫刻家の荻原守衛(碌山)らと中村屋に集い、「中村屋サロン」を形成。また、パリで得た芸術観を日本に発表すべく、美術雑誌に執筆するほか、1912年には岸田劉生、萬鉄五郎、高村光太郎らと反アカデミズムのフュウザン会を結成し展覧会を開催、日本近代洋画界に衝撃を与えました。

主な展示作品
 

初秋(眠れる女) 1909年

初秋(眠れる女) 1909年
加須市教育委員会蔵

木陰 1912年

木陰 1912年
加須市教育委員会蔵

由布院 1923年

由布院 1923年
サトエ記念21世紀美術館蔵

確立

 美術評論活動などにも力を入れてきた与里ですが、1930年代半ばになると、制作活動に専念。フォーヴィスムに通じる躍動感のある筆致で、印象的な画面を作りあげました。鋭い視線で制作をしていた与里ですが、1945年に故郷の埼玉県加須市に戻ると、作風は淡い色使いと柔らかな筆遣いに変化。日本に根ざした油彩画を創り上げようとしました。

主な展示作品
 

秋海棠 1950年

秋海棠 1950年
加須市教育委員会蔵

古都の春 1953年

古都の春 1953年
加須市教育委員会蔵

鞆の浦 1959年

鞆の浦 1959年
加須市教育委員会蔵


通常展示(6月4日~28日)

中村彝作《麦藁帽子の自画像》
中村彝作《麦藁帽子の自画像》

  中村屋サロン

明治末から大正、昭和初期にかけて新宿中村屋に
集い「中村屋サロン」を形成した芸術家たち。本展
示では中村屋所蔵の作品のうち、サロンの核であっ
た荻原守衛(碌山)、中村彝、會津八一の作品を中

心に展示いたします。

基本情報

会期
2015年6月4日(木)~28日(日)
会場
中村屋サロン美術館 展示室1
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日(火曜が祝祭日の場合は開館、翌日休館)
観覧料
100円
※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料

主な展示作品

中村彝作 小女

中村彝作 小女

中村彝作 ベッドに横たわる自画像

中村彝作 ベッドに横たわる自画像

荻原守衛(碌山)作 女

荻原守衛(碌山)作 女

會津八一作 みほとけの

會津八一作 みほとけの

會津八一作 ちかつきて

會津八一作 ちかつきて

荻原守衛(碌山)作 坑夫

荻原守衛(碌山)作 坑夫

関連イベント

講演会
中村屋サロンと碌山・彝・八一

パネル展示(6月4日~28日)

柳敬助作《夫人》
左から荻原守衛(碌山)、中村彝、會津八一
會津八一:小柳胖撮影。會津八一記念館所蔵。

パネル展示 碌山・彝・八一  ―芸術家たちが遺したことば―

明治末から大正、昭和にかけて新宿中村屋に集い「中村屋サロン」を形成した芸術家たちは、作品だけでなく多くのことばも遺しました。本展示ではその中心人物であった荻原守衛(碌山)、中村彝、會津八一にスポットをあて、彼らが遺した、生きたことばをご紹介いたします。それぞれの芸術観や人生観などをお楽しみください

基本情報

会期
2015年6月4日(木)~28日(日)
会場
中村屋サロン美術館 展示室2
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日(火曜が祝祭日の場合は開館、翌日休館)
観覧料
通常展示 中村屋サロン と併せて100円

テーマ展示(3月11日~5月31日)

柳敬助作《夫人》
柳敬助作《夫人》

テーマ展示 柳 敬助

明治末から大正、昭和初期にかけて、新宿中村屋には多くの芸術家・文化人たちが集いました。
「中村屋サロン」と呼ばれるその集まりには、彫刻家の荻原守衛(碌山)や高村光太郎、画家の中村彝などがいましたが、その中でキラリと光るデッサン力を持っていた画家が柳敬助でした。
本展示ではこの柳敬助に焦点を当て、初期から晩年にかけての油彩画やデッサン約20点をご紹介いたします。写実でありながら創造性に溢れた、柳の作品の魅力をぜひお楽しみください。

【特別展示】
3月29日から特別展示として柳敬助作《夫人》のモデルが締めている帯(実物)を展示しています

【同時開催】 通常展示 中村屋サロン

基本情報

会期
2015年3月11日(水)~5月31日(日)
会場
中村屋サロン美術館 展示室1・2
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日(火曜が祝祭日の場合は開館、翌日休館)
入館料
200円
  ※通常展示と合わせた入館料です。
   テーマ展示のみ、通常展示のみの入館料は設定しておりませんのでご了承ください。
  ※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
  ※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料

主な展示作品

裸婦Ⅱ 個人蔵

裸婦Ⅱ 個人蔵

順子 碌山美術館蔵

順子 碌山美術館蔵

デッサン 碌山美術館蔵

デッサン 碌山美術館蔵

生家 個人蔵

生家 個人蔵

諏訪湖畔雪景 個人蔵

諏訪湖畔雪景 個人蔵

花 個人蔵

花 個人蔵

関連イベント

ギャラリートーク
当館学芸員による展示解説

通常展示(3月11日~5月31日)

中村彝「小女」

中村屋サロン

明治末から大正、昭和初期にかけて、新宿中村屋には多くの芸術家・文化人たちが集いました。「通常展示 中村屋サロン」では中村屋の所蔵作品を中心に、新宿中村屋に集った芸術家たちの作品をご紹介いたします。

基本情報

会期
2015年3月11日(水)~5月31日(日)
会場
中村屋サロン美術館 展示室1
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日(火曜が祝祭日の場合は開館、翌日休館)
入館料
200円
※テーマ展示「柳敬助」と合わせた入館料です
※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料

主な展示作品

荻原守衛(碌山)「女」

荻原守衛(碌山)作 女

中村彝「麦藁帽子の自画像」

中村彝作 麦藁帽子の自画像

高村光太郎「自画像」

高村光太郎作 自画像

通常展示(2月21日~3月8日)

中村彝作「花と果実」

中村屋サロン

明治末から大正、昭和初期にかけて、新宿中村屋には多くの芸術家・文化人たちが集いました。「通常展示 中村屋サロン」では中村屋の所蔵作品を中心に、新宿中村屋に集った芸術家たちの作品をご紹介いたします。

基本情報

会期
2015年2月21日(土)~3月8日(日)
会場
中村屋サロン美術館 展示室1
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日(火曜が祝祭日の場合は開館、翌日休館)
入館料
100円
※高校生以下無料(学生証をご呈示ください)
※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料

主な展示作品

中村彝「小女」

中村彝作 小女

中村彝「麦藁帽子の自画像」

中村彝作 麦藁帽子の自画像

荻原守衛(碌山)「女」

荻原守衛(碌山)作 女

高村光太郎「自画像」

高村光太郎作 自画像

會津八一「林下十年夢 湖邉一笑新」

會津八一作 林下十年夢 湖邉一笑新

荻原守衛(碌山)「坑夫」

荻原守衛(碌山)作 坑夫


 

パネル展示(2月21日~3月8日)

昭和20年代後半のJR新宿駅
昭和20年代後半のJR新宿駅

JR新宿駅開業130周年記念写真パネル展 新宿駅とその周辺の街並み

1日平均150万人が利用するJR新宿駅と日本有数の大繁華街・ビジネス街となった新宿。
ともに発展を遂げたその様子をJR新宿駅、新宿区立新宿歴史博物館、中村屋サロン美術館の3会場でご紹介いたします。
移りゆく街の姿、懐かしい風景、そして新宿の未来像をぜひお楽しみください。

基本情報"

会期
2015年2月21日(土)~3月8日(日)
※2月21日(土)は当館のみのプレオープンとなります。
 他会場での展示は2月22日(日)からになりますので、ご了承ください。
会場
中村屋サロン美術館 展示室2
展示テーマ
「新宿駅東口-賑わいの街・思い出の街-」
開館時間
10:30~19:00(入館は18:40まで)
休館日
毎週火曜日(火曜が祝祭日の場合は開館、翌日休館)
観覧料
無料
※同時開催の通常展示は有料(100円)となります

他会場のご案内

■ 新宿区立新宿歴史博物館
会期
2015年2月22日(日)~3月8日(日)
展示テーマ
「新宿駅西口・南口 ~変貌と未来像~」
展示場所
1階エントランス
観覧時間
9:30~17:30(入館は17:00まで)
■ JR新宿駅
会期
2015年2月22日(日)~3月8日(日)
展示テーマ
「巨大ターミナル駅-新宿駅-」
展示場所
東口みどりの窓口横
観覧時間
10:00~17:00
  • 過去に開催した展覧会のご紹介 イベントのご案内はこちら
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