中村屋サロン美術館は年2回程度の特別展と、年数回のコレクションを中心とした展示を実施いたします。

コレクション展示(2025年12月17日~2026年2月8日)


《女》 1910年(1978年鋳造)

中村屋サロン

新宿中村屋には明治末期から大正、昭和初期にかけて、彫刻家の荻原守衛(碌山)や画家の中村彝、書家の會津八一を中心に、若き芸術家たちが集いました。この事象は後に「中村屋サロン」と称され、日本近代美術史に刻まれています。
「コレクション展示 中村屋サロン」では、新宿中村屋にゆかりのある芸術家たちの作品を中心に、所蔵作品をご紹介しています。

基本情報

会期
2025年12月17日(水)~2026年2月8日(日)
会場
中村屋サロン美術館
開館時間
10:30~18:00(最終入館17:40まで)
休館日
毎週火曜日
 ※年末年始(12月27日~1月3日)
入館料
500円
 ※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
 ※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料
★本展チケットの半券または当館の年間パスポート(有効期限内)をSOMPO美術館にてご提示いただくと、SOMPO美術館にて開催される「開館50周年記念 モダンアートの街・新宿」(開催期間:2026.01.10(土)- 02.15(日))の観覧料が100円引きとなります。
※他の割引との併用はできません

みどころ【展示室1・2】

・中村屋サロンの芸術家と紡いだ中村屋の歴史を、モニターやパネルで紹介。
・画家であり、中村屋の美術顧問を務めていた布施信太郎の「春」「夏」「秋」「冬」の絵画4点を包装紙原画とともに展示。
・中村屋サロンの中心人物である荻原守衛(碌山)の彫刻作品や、荻原とニューヨークで知り合い親友となった戸張孤雁の作品、その他、中村彝や中村不折の絵画等を紹介。

主な展示作品

中村彝《小女》 1914年

荻原守衛(碌山)《坑夫》1907年(1954年鋳造)

戸張孤雁《をなご》1910年

荻原守衛(碌山)《灰皿》(1927年頃鋳造)

荻原守衛(碌山)《香炉》1909年頃

中村彝 《花》

荻原守衛(碌山)

日本近代美術史に名を刻む「中村屋サロン」の中心人物、 彫刻家 荻原守衛(碌山)。「日本近代彫刻の父」とも呼ばれる荻原は渡洋して研鑽をつみ、日本人で初めてロダンに学び1908年に帰国しました。絶作《女》は、後に日本近代彫刻として初めて石膏原型が重要文化財に指定されています。荻原は、中村屋創業者の妻 黒光への許されない愛に苦しみながら制作に打ち込み、1910年3月に《女》の 原型を完成させました。しかし、4月20日の夜に吐血し、中村屋の居間で黒光らに看取られ、30才で死去しました。


荻原守衛(碌山)1910年(明治43年)
新宿のアトリエ・オブリヴィオン(忘却庵)にて

動画配信

NO.61「コレクション展示 中村屋サロン」

関連イベント

●ギャラリートーク

2026年1月24日(土) 14:00~45分程度




企画展示(2025年9月17日~2025年12月7日)

歌川広重二つの『東海道五拾三次』展保永堂版×丸清版

歌川広重 二つの『東海道五拾三次』展 保永堂版×丸清版

本展では、1833(天保4)年頃に保永堂(ほえいどう)と僊鶴堂(せんかくどう)から共同出版され、後に保永堂から単独出版となった、現在最も知られている「保永堂版」と、その完結から16年ほど後に丸屋清次郎(まるやせいじろう)の寿鶴堂(じゅかくどう)から出版された「丸清版」の、二つの『東海道五拾三次』を同時に展示します。

基本情報

会期
2025年9月17日(水)~2025年12月7日(日)
会場
中村屋サロン美術館
特別協力
公益財団法人 日動美術財団
開館時間
10:30~18:00(最終入館17:40まで)
休館日
毎週火曜日、9月24日(但し9月23日は開館)
入館料
800円
※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料
※リピート割引有り(会期中に当企画展の半券を提示すると200円割引)

みどころ【展示室1・2】

●江戸時代後期、十返舎一九が1802年から10年以上かけて、江戸の日本橋から京都の三条大橋までの旅の様子を綴った『東海道中膝栗毛』を連載して人気を博したことから、旅ブームが巻き起こりました。


●広重は、1832(天保3)年の夏に八朔御馬献上の行列に従って京都へ行った折、道中の風景を写生したと言われています。そこから生まれたと思われる本作は、江戸から京都へと続く東海道の53カ所の宿場町に、日本橋と京都三条大橋の風景を加えた全55図のシリーズとなっています。はじめは1833(天保4)年に保永堂(ほえいどう)と僊鶴堂(せんかくどう)から共同出版され、後に保永堂から単独出版となりました。

●保永堂版『東海道五拾三次』は好評を博し、本作が成功したことで浮世絵師としての地位を築いた広重は、何種類もの東海道シリーズを手掛けたことが確認されています。保永堂版から16年ほど後に制作された丸清版(まるせいばん)もそのひとつで、画題が隷書体で書かれていることから隷書版(れいしょばん)とも呼ばれています。1849(嘉永2)年に、丸屋清次郎(まるやせいじろう)の寿鶴堂(じゅかくどう)から出版されました。



●本展では、保永堂版と丸清版の二つの『東海道五拾三次』を同時にご覧いただきます。同じ宿場を描いていても、構図や色数、登場人物などが異なり、出版元の意向や経済状況など、時代の雰囲気が色濃く反映されています。両作品を通して、時代を席巻した広重の魅力溢れる浮世絵をお楽しみください。

主な展示作品

 ※作品は全て、公益財団法人 日動美術財団蔵

《箱根「湖水図」》 保永堂版

《箱根》 丸清版

《庄野「白雨」》 保永堂版

《庄野》 丸清版

《京師「三条大橋」》 保永堂版

《京「三条大橋」》 丸清版

動画配信

NO.57「歌川広重 二つの『東海道五拾三次』展(第1回)」

NO.58「歌川広重 二つの『東海道五拾三次』展(第2回)」

NO.59「歌川広重 二つの『東海道五拾三次』展(第3回)」

NO.60「歌川広重 二つの『東海道五拾三次』展(第4回)」

関連イベント

●ギャラリートーク

2025年10月4日(土)・11月15日(土)

※両日とも14時~ 45分程度


●動画配信

2025年9月17日(水)

※他3回配信予定


●中村屋サロン美術館 開館11周年記念

10月29日、中村屋サロン美術館は開館11周年を迎えます。日頃の皆さまへの感謝とともに、開館11周年を記念しましてイベント開催日にご入館された方へ、当館オリジナル「月餅」をプレゼントいたします!

開催日:2025年10月29日(水)

※上記プレゼント企画は、10月29日(水)一日限りをもちまして終了とさせて頂きます。




コレクション展示(2025年7月23日~2025年9月7日)

斎藤 与里 《花》
斎藤 与里 《花》

中村屋サロン

明治末期から大正、昭和初期にかけて、新宿中村屋に多くの芸術家・文化人たちが集いました。
「コレクション展示 中村屋サロン」では、新宿中村屋にゆかりのある芸術家たちの作品を中心に、所蔵作品をご紹介しています。

基本情報

会期
2025年7月23日(水)~2025年9月7日(日)
会場
中村屋サロン美術館
開館時間
10:30~18:00(最終入館17:40まで)
休館日
毎週火曜日
入館料
300円
※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料

みどころ【展示室1】

アンリ・リヴィエール『エッフェル塔三十六景』展示

19世紀末頃より、中村屋サロンの芸術家である荻原守衛、高村光太郎、斎藤与里らが、本場の教育をうけるために芸術の中心地パリを目指しました。 その時代のパリを描いた『エッフェル塔三十六景』は、北斎の『冨獄三十六景』の影響下に制作された作品です。当時のパリの風景を知ることができるという点で、 歴史的資料としても価値が高く、中には、荻原が通ったロダンのアトリエがあるムードンの風景も見ることができます。サロンの芸術家たちが見たであろう風景をお楽しみください。

《扉絵》

《コンコルド広場より》

《バトー・ムシュ(遊覧船)にて》

みどころ【展示室2】

中村屋裏のアトリエで創作活動を行っていた画家の中村彝、柳敬助などの作品をご紹介します。また、碌山とアメリカ留学時代に知り合った親友 高村光太郎の作品も展示いたします。

中村 彝 《小女》 1914年

柳 敬助《禮子像》

高村 光太郎 《自画像》 1913年

動画配信

NO.56「コレクション展示 中村屋サロン 同時開催:アンリ・リヴィエール 『エッフェル塔三十六景』」


コレクション展示(2025年6月4日~2025年7月13日)

中村屋サロンの芸術家たち
中村屋サロンの芸術家たち

中村屋サロン

明治末期から大正、昭和初期にかけて、新宿中村屋に多くの芸術家・文化人たちが集いました。
「コレクション展示 中村屋サロン」では、新宿中村屋にゆかりのある芸術家たちの作品を中心に、所蔵作品をご紹介しています。

基本情報

会期
2025年6月4日(水)~2025年7月13日(日)
会場
中村屋サロン美術館
開館時間
10:30~18:00(最終入館17:40まで)
休館日
毎週火曜日
入館料
300円
 ※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
 ※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料

みどころ

中村屋に出入りしていた彫刻家 荻原守衛(碌山)や中村屋裏のアトリエで創作活動を行っていた画家の中村彝、柳敬助などの作品をご紹介します。また、碌山とアメリカ留学時代に知り合った親友 高村光太郎の作品も展示いたします。

主な展示作品

荻原 守衛(碌山)《女》 1910年(1978年鋳造)

中村 彝 《小女》 1914年

高村 光太郎 《自画像》 1913年

同時開催【展示室1】

第18回 會津八一の歌を映す 秋艸道人賞・写真コンテスト 受賞作品展示

新潟市會津八一記念館主催の、會津八一の歌をモチーフにした写真コンテスト(審査委員長:浅井愼平氏)の入賞・入選作品を展示します。八一の短歌のイメージを自由に切り取った作品約30点を展示いたします。
八一の短歌をモチーフに心に響く心象風景をお楽しみください。

秋艸道人賞 (最高賞) 受賞作品

秋艸道人賞トロフィー
《天つ乙女》原像
前 文化庁長官 宮田亮平氏作

動画配信

NO.55「コレクション展示 中村屋サロン 同時開催:會津八一の歌を映す秋艸道人賞写真コンテスト 受賞作品展示」


企画展示(2025年2月26日~5月25日)


中村屋サロン アーティストリレー総集編 vol.Ⅰ

「中村屋サロン アーティストリレー」は、2018年より始めた作家の紹介でつなぐ展覧会です。
明治末期から昭和初期にかけて新宿中村屋で形成された芸術家・文化人達のつながりであった「中村屋サロン」を、アーティストの紹介によるリレーという形で今に表すとともに、 新進芸術家に発表の場を提供しています。
毎年2名に参加頂き、それぞれ次年に展示するアーティストを指名して頂くことで、「中村屋サロン」のようにつながりを広げています。
2025年は、第1回から第5回に参加したアーティストの作品を一堂に集め、総集編vol.Ⅰとして前後期に分けて5名ずつ展覧会を行います。

基本情報

会期
2025年2月26日(水)~2025年5月25日(日)
前期:2025年2月26日(水)~ 4月6日(日)
後期:2025年4月16日(水)~ 5月25日(日)
会場
中村屋サロン美術館
開館時間
10:30~18:00(最終入館17:40まで)
休館日
毎週火曜日
※4月7日(月)~15日(火)は展示替え休館
※4月29日(火)~5月6日(火)は開館。5月7日(水)は休館。
入館料
300円
 ※高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
 ※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料
 ※リピート割引有り(会期中に当企画展の半券を提示すると100円割引)

みどころ

主な展示作品

前期展示 :新恵美佐子、及川聡子、浅見貴子、安部典子、宮森敬子

新恵美佐子 《揺籃》 2024年

及川聡子 《咲》 2024年

浅見貴子 《交歓の木》 2024年
photo:橋本憲一

安部典子 《フラットグローブシリーズ “白夜1”》
2024年

宮森敬子 《Typewriter ー TIME》 2024年
photo:Tatsuhiko Nakagawa


後期展示 :染谷聡、鈴木まもる、布施知子、富田菜摘、三宅一樹

染谷聡 《お椀獣》 photo:Akifumi NAKAGAWA 2024年

鈴木まもる 《鳥 No.2》 2020年

布施知子 《表裏同等折り/矢ー1》 2024年

富田菜摘 《ブランドン》 2023年

三宅一樹 《碌山研究 ー デッサン6》 2024年

作家紹介

新恵美佐子:日本画家
第1回前期「花」 2018年3月3日~4月8日展示。
尊敬するインドの文人 タゴールの詩のイメージをもとに、生命の無限感を「花」で表現された。
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及川聡子:日本画家
第2回前期「光(ヒカリ)の(ノ)萌(キザシ)」 2019年3月2日~4月7日展示。
湯気や煙を題材にした「水焔(すいえん)、香焔(こうえん)」シリーズから、近年より始めた人物画である「聴くひと」シリーズを展開された。
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浅見貴子:画家
第3回前期「変容のプロセス」 2021年3月3日~4月11日展示。
季節や年を経て変容する姿を描いた「梅」シリーズを始め、網戸越しの風景を描いた「gray net」シリーズ等を展開された。
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安部典子:美術作家
第4回前期「In the Room-横顔のエロシェンコ-」 2022年3月2日~4月10日展示。
紙の上に線を引き、カットして積み上げたオリジナルの地形図のような作品、カッティングされた本やスチールキャビネットの彫刻などを展示された。
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宮森敬子:美術作家
第5回前期「記憶の海、Roseのプライド」 2023年3月1日~4月9日展示。
日系人として戦争を経験した祖母の人生に思いを馳せ、5つのテーマに分けて展観された。
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染谷聡:漆芸作家
第1回後期「あめのふる穴」 2018年4月14日~5月13日展示。
独特の視点で捉えた漆という素材のあり方を、「うつわ」というテーマで表現された。
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鈴木まもる:画家・絵本作家・鳥の巣研究家
第2回後期「鳥の巣World」 2019年4月13日~5月12日展示。
造形的に美しい鳥の巣と、それらを作った鳥と鳥の巣の絵画をあわせて展示された。
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布施知子:折り紙作家
第3回後期「折り紙、その向こうへ」 2021年4月21日~7月25日展示。
人気のスネークや箱シリーズ、平折りなどを展開された。
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富田菜摘:現代美術家
第4回後期「シャングリラ」 2022年4月20日~5月29日展示。
廃材を使用して作った動物たちを展示。まるで命を持っているようにキラキラと輝いている動物たちを展示された。
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三宅一樹:彫刻家
第5回後期「拝啓、碌山殿。」 2023年4月19日~5月28日展示。
碌山研究の成果と、御神木を刻んだ神像彫刻シリーズやYOGAシリーズ、聖猫シリーズなどが一堂に会した。
略歴はこちらをクリック

動画配信

第1回(前期展示作家) 2025年2月26日(水)~ AM10:30配信予定 
第2回(後期展示作家) 2025年4月16日(水)~ AM10:30配信予定 
各回ともに5名を5日間にわたり更新

NO.49 中村屋サロン AR総集編vol.Ⅰ(第2グループ)

NO.50 「中村屋サロンアーティストリレー総集編volⅠ(後期)」
後期展示作家ギャラリートークその1(染谷聡さん)


NO.51 後期展示作家ギャラリートークその2(鈴木まもるさん)

NO.52 後期展示作家ギャラリートークその3(布施知子さん)

NO.53 後期展示作家ギャラリートークその4(富田菜摘さん)

NO.54 後期展示作家ギャラリートークその5(三宅一樹さん)



▼ 前期展示の動画はこちら ▼

NO.43 中村屋サロン AR総集編vol.Ⅰ(第1グループ)

NO.44 「中村屋サロンアーティストリレー総集編volⅠ(前期)」
前期展示作家ギャラリートークその1(新恵美佐子さん)


NO.45 前期展示作家ギャラリートークその2(及川聡子さん)

NO.46 前期展示作家ギャラリートークその3(浅見貴子さん)

NO.47 前期展示作家ギャラリートークその4(安部典子さん)

NO.48 前期展示作家ギャラリートークその5(宮森敬子さん)


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