中村屋サロン美術館は年2回程度の特別展と、年数回のコレクションを中心とした展示を実施いたします。

【開催中の展覧会】

会場:展示室1・2

企画展示(2024年4月17日~5月26日)


美術作家 山髙 徹

中村屋サロン アーティストリレー第6回 山髙 徹 やまたか とおる 展          
    「既視感のモノローグ」

「中村屋サロン アーティストリレー」は、2018年より始めた作家の紹介でつなぐ展覧会です。
第6回は、前回展示作家の彫刻家 三宅一樹さんからバトンを受け取った、美術作家の山髙 徹さんです。
 本展は、新宿を舞台にした風景をテーマとし、主に建造物をモチーフにした絵画を展観します。
 山髙作品の特徴的な半立体の画面から、新宿の街並みの様々な魅力を感じていただける絵画をご覧いただきます。


略歴   主な受賞歴
1972-
1996-
1998-


千葉県生まれ
東京藝術大学美術学部デザイン科 卒業
東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻 修了


1999-
2001-
2003-
2005-
2007-
第1回現代美術小品展 準大賞
第6回新生展 新生賞
第1回イタリア美術賞展 優秀賞
第6回FUKUI サムホール大賞展 大賞
第6回北の大地ビエンナーレ展 優秀賞

■中村屋サロン アーティストリレーとは ・・・

「中村屋サロン アーティストリレー」は芸術家の紹介でつなぐ展覧会です。
明治末期から昭和初期にかけて新宿中村屋で形成された芸術家・文化人達のつながりであった「中村屋サロン」を、アーティストの紹介によるリレーという形で今に表すとともに、 新進芸術家に発表の場を提供します。毎年2名に参加頂き、それぞれ次年に展示するアーティストを指名して頂くことで、「中村屋サロン」のようにつながりを広げていきます。


基本情報

会期
2024年4月17日(水)~5月26日(日)
会場
中村屋サロン美術館 展示室1・2
開館時間
10:30~18:00(最終入館17:40まで)
休館日
毎週火曜日
※4/8(月)~16(火)は展示替え休館
入館料
300円
※高校生以下無料(学生証をご呈示ください)
※障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料
※リピート割引有り(会期中に当企画展の半券呈示で100円割引)

主な展示作品

雑踏のBGM
2023年 アクリル絵具、木材、MDFボード、金属
79.0×176.0×10.0㎝

メタンとエタン
2022年 アクリル絵具、板材、MDFボード
12.0×12.0×8.0㎝

みず・おくる・たくさん
2022年 アクリル絵具、MDFボード
12.0×12.0×8.0㎝

Turn! Turn! Turn!
2022年 アクリル絵具、プラ材、金属
16.0×16.0×18.5

不完全な錬金術
2022年 アクリル絵具、プラ材、金属
17.8×46.0×12.0㎝

おとなしの森と白鬚の巨人
2018年 アクリル絵具、砂、セメント、スチロール樹脂
11.0×27.5×6.0㎝

空っぽのサイネージ
2023年 アクリル絵具、木材、MDFボード、ダンボール、プラ材
136.0×66.0×5.0㎝


ビスケットをひとつだけ
2022年 アクリル絵具、MDFボード
29.8×20.0㎝



千の塔
2019年 アクリル絵具、MDFボード
41.7×25.0×3.0㎝



< 作家コメント >

 昔も今も多くの人で賑わう街・新宿。学生時代、私は美術の勉強のために新宿の予備校へ通い、新宿御苑でスケッチをし、世界堂で画材を探し、今はなき新宿三越美術館で名画に感動し・・・・・・、素敵な出会いと大切な思い出を生み出すこの街が大好きでした。
そして今、新宿中村屋ビルをはじめとする新宿の街にそびえる巨大な建造物を眺める時、近代・昭和・平成といった歴史の重みや懐かしさとともに、新しい未来へとこの街を突き動かすエネルギーを強く感じるのです。古い歴史と最先端のエンターテイメントが集まり、カオスとなって渦巻く巨大な繁華街を舞台に、個性あふれる建物たちを主人公とした物語を私なりの視点で表現したいと思います。
どこか見たことのあるようでないような・・・・・・そんな作品を皆さんに楽しんでいただければと願っています。

山髙 徹

動画配信

ギャラリートーク2024.4/17(水) AM10:30~配信予定
山髙作品の制作過程を見てみよう2024.5/1(水) AM10:30~配信予定

ギャラリートーク



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