今、目の前にいる人のためにつくる。
小さなお店から始まった中村屋は、
いつも目の前の人に喜んでもらうことを大切にしてきました。
それは、多くの人に親しまれるようになった今も変わっていません。
時代と共に変わる味覚やくらしに合わせて創意工夫し、
日々、おいしさをあたらしくしていく。
ちゃんと、今日、口にした人が「おいしい!」と感動する。
わたしたちは、そんな瞬間をつくり続けることで
いつもそばにあるおいしさになれると信じています。
ごあいさつ
中村屋は2021年12月に創業120周年を迎えました。
東京・本郷の小さなパン屋として始まった中村屋が今日まで続いてこられたのは、その時々のお客さまのご愛顧があったからこそと、改めて感謝いたします。
創業者の相馬愛蔵、黒光夫妻は商売の素人でしたが、目の前のお客さまを大切にし、独創性を発揮し良い品を適正な価格で提供すること、社会奉仕の精神で経営を行ってきました。これからの中村屋も、そうありたいと思います。
おいしいものは人を元気にしたり、楽しくしたりします。そんな「おいしい!」の力を信じ、おいしい食の提案によりささやかな幸せをお届けし、そのことを通じてお客さまと喜びを分かち合える会社を目指してまいります。
代表取締役会長 鈴木達也

目の前の人に喜んでもらう
-店頭のお客様が大切
「(私は)その他の臨時の註文も
店の製造能力から考へて、
無理と思はれるものは辭退し、
いつも地道に店頭の
お得意第一と
心がけて來た」
―相馬愛蔵著『一商人として』

小さなパン屋として創業した中村屋。創業者夫妻は、お店に足を運んでくださるお客さまをいつも第一に考えていました。新商品の開発も、“お客さまに喜んでもらえる商品とは何だろう”と考え、栄養価の高いクリームパンを創案。また、発展し始めた新宿で「休む場所が欲しい」という声に応え喫茶部を開設するなど、お客さまの声に寄り添う経営を行いました。


創意工夫する人を育てる
「菓子屋は菓子さえ造っていればよいというものではない。
(中略)若い者に組織立った勉強が必要なのはいうまでもない」
―相馬黒光著『滴水録』
中村屋は高等小学校卒業の「少年店員」を採用し、学問をしたいという従業員の希望を叶えるために企業内学校「研成学院」を設立し、教育を行いました。勉学と就業の両立を実現し、中村屋という限られた世界の中で、銘々が向上心を満たし、人間として内面も成長できるように考えました。

多くの人に
親しまれるように
“レストランの味をご家庭で”お楽しみいただける、シェフが開発したレトルトカレーの発売や、より手軽に温められるようになった個包装の中華まんなど、長く続く中村屋の商品を、より多くのお客さまに身近に感じてもらえるよう、時代に合わせて創意工夫を重ねています。


社員インタビュー 変わらない「おいしい」を、いつもあたらしく
ちゃんと、今日、口にした人にも「おいしい!」を感じてもらうために、
日々チャレンジを続けている社員へのインタビューを連載でお届けします。
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2022.03.23 | |
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2022.03.02 | |
2022.02.16 |
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2022.02.09 | |
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2021.12.15 |
創業120周年特設サイトをオープンしました 社員インタビュー 「インドカリーの一皿に映し出されたもの」二宮健を掲載しました |